サブプロット(副筋)
本筋と並行して進み、物語に深みと奥行きを加える副次的な筋。
最終更新サブプロットとは、本筋のあいだを縫うように進んでいく副次的な筋のことで、たいていは脇役が中心になったり、主人公の暮らしの別の面を掘り下げたりします。良いサブプロットは、本筋から気をそらすものではありません。本筋のテーマを強めたり、人物を浮かび上がらせたり、中心となる葛藤のステークスを引き上げるもつれを生み出したりします。
『ゴッドファーザー』では、マイケルとケイ・アダムスの恋がサブプロットとなって、彼の変貌をたどっていきます。二人の関係は、マイケルがファミリーの稼業に深く沈んでいくなかで、彼にどれだけの人間らしさが残っているのかを測る、気圧計の役割を果たしています。〈ハリー・ポッター〉シリーズでは、ハーマイオニーとロンの恋のサブプロットが、友への忠誠と居場所という本筋のテーマを映し出しています。
サブプロットで最もよくある失敗は、本筋とテーマの上で何のつながりもない筋をつくってしまうことです。どのサブプロットも、本筋を映し出すか、本筋と対比をなすか、本筋に直接影響を与えるか、いずれかであるべきです。本筋にもそのテーマにも何の影響もなくサブプロットを取り除けるなら、それはおそらくただのお荷物です。クライマックスで本筋と合流するようなサブプロットを目指しましょう。