クライマックス(最高潮)
物語の緊張が最も高まる地点。中心となる葛藤が、決定的な対決を迎えます。
最終更新クライマックスとは物語の頂点となる瞬間で、それまで高まってきた緊張のすべてが、決定的な対決へと流れ込みます。物語全体がそこへ向かって積み上げられてきた場面であり、中心となる葛藤の行方がここで決まります。クライマックスのあと、物語は収束へ向かいはじめます。
『ロミオとジュリエット』のクライマックスは、ジュリエットが死んだと思い込んだロミオが、霊廟で自ら命を絶つ場面です。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』では、デス・スターを破壊するためにルークが溝の中を飛び抜けていく攻撃の場面です。どちらも、物語の中心にある問いに答えが出る、もう引き返せない瞬間です。
よくできたクライマックスは、意外でありながら、こうなるしかなかったとも感じられます。きっかけとなる出来事によって投げかけられた、物語の中心となる劇的な問いに決着をつけると同時に、物語を通して主人公がどう成長したか(あるいは成長できなかったか)を映し出すべきです。クライマックスが弱くなるのは、多くの場合、上昇展開が足りなかったり、ステークスが一度も本物に感じられなかったりするせいです。