用語集

マクガフィン

プロットを動かすものの、それ自体にはほとんど意味のない物や目的。大切なのは、登場人物がそれを欲しがっていることです。

最終更新

マクガフィンとは、登場人物たちが必死に追い求めるものの、その具体的な中身は物語のテーマとは関係のない、プロット上の仕掛けのことです。たいていは物の形をとります。この言葉を広めたのはアルフレッド・ヒッチコックで、彼はマクガフィンを「スパイたちは追いかけるが、観客はどうでもいいと思っているもの」と説明しました。マクガフィンの役割は人物を行動へと駆り立てることで、その正体はほとんど何でもかまいません。

『パルプ・フィクション』のブリーフケースは有名なマクガフィンです。中で光っているものの正体は最後まで明かされません。大切なのは、人物たちがそれを奪い合うことだからです。ダシール・ハメットの小説『マルタの鷹』では、鷹の像が物語全体を動かしますが、像そのものに意味はなく、何か高価な品でありさえすればよかったのです。マーベル・シネマティック・ユニバースのインフィニティ・ストーンも、人物たちを一堂に集める理由づけとして働くマクガフィンです。

重要な物がすべてマクガフィンというわけではありません。『指輪物語』の一つの指輪はマクガフィンではありません。持ち主を堕落させる力やサウロンとのつながりといった、その具体的な性質が、物語のテーマに欠かせないからです。マクガフィンを決定づけるのは、取り替えがきくことです。その物をまったく別の何かに置き換えても物語が同じように成り立つなら、それはマクガフィンです。

さっそく書き始めませんか?

計画も、下書きも、共同編集も。書き手のために作られたひとつのワークスペースで。

Plotiarを無料で試す

許可をいただいた場合にのみ、Plotiarの利用状況を把握して改善するために分析Cookieを使用します。拒否した場合、分析データは一切送信されません。サインインとセキュリティに必要なCookieは常に有効です。 Cookieポリシー