プロットグリッド
物語の構成全体をひと目で見渡せます
プロットグリッドを使えば、物語の構成全体をひと目で見渡せます。複数のストーリーライン、キャラクターアーク、テーマの流れを何十もの章にわたって追ったことがあれば、すぐに絡まってしまうことはご存じでしょう。プロットグリッドはそのすべてを1つのスクロールできる表に並べるので、すべてのプロットライン、すべての章、そのすべての交わりをひと目で確認できます。
プロットグリッドとは
プロットグリッドは2次元の表で、列がプロットライン(ストーリーライン、キャラクターアーク、テーマの流れ)、行が章(または幕、エピソード、部、シーンなど、作品を順に区切る単位)を表します。列と行が交わる各セルがプロットポイントで、その章でそのストーリーラインに何が起きるかを短く書いたメモです。
行=章
列=プロットライン
セル=プロットポイント
プロットグリッドの強みは、すべてを一度に見られることです。サブプロットの流れを確かめるために章のドキュメントを1つずつスクロールしなくても、そのサブプロットのアーク全体がグリッドの1つの列に縦に並びます。そのため、テンポの問題、抜けているビート、長く姿を消しているストーリーライン、詰め込みすぎや手薄な章を見つけやすくなります。
準備
プロットグリッドは、わずか数ステップで作れます。物語が育つのに合わせて構成を練り直せるので、最初に決めたものに縛られることはありません。
- 1
プロットグリッドを作成
プロジェクトを開き、サイドバーの「+」ボタンをクリックして、コンテンツの種類の一覧から「プロットグリッド」を選びます。新しいグリッドが、構成を組み立てられる空の状態で開きます。
- 2
プロットライン(列)を追加
プロットラインを追加するボタンをクリックします。「メインクエスト」「恋のお相手」「政治的陰謀」など、内容が分かる名前を付けます。プロットラインごとに色を割り当てて、見分けやすくできます。
- 3
章(行)を追加
章の行を追加するボタンをクリックします。各行には、章、幕、シーンに合わせた名前を付けます。行は作った順に上から並び、あとで並べ替えられます。
- 4
プロットポイントを書き込む
グリッドのセルをクリックして開きます。その章でそのストーリーラインに何が起きるかを短く書きます。ステータスを設定して、計画の進み具合を管理します。
プロットポイント
各プロットポイントには、短い説明と、計画と執筆の進み具合を示すステータスがあります。1つのセルには最大5つのプロットポイント(セルの上限)を入れられるので、同じストーリーラインの複数のビートを1つの章に書き留められます。
プロットポイントのステータスは次の3つのいずれかです(プロットポイントのないセルは、まだ手をつけていない状態として扱われます)。
- •アイデア:このビートの大まかな構想はあるものの、まだ肉付けしていない状態です。
- •下書き:プロットポイントを書き出したものの、まだ変わる可能性がある状態です。
- •完成:このビートは確定しており、完成とみなしている状態です。
プロットポイントを編集するには、グリッドでそのセルをクリックします。パネルが開き、説明の記入や更新、プロットポイントの追加(1セルにつき最大5つ)、ドロップダウンでのステータス変更ができます。ステータスは色分けされているので、グリッドを見渡せば、物語のどの部分が計画済みか、下書きか、完成かがすぐにわかります。
- •セルをクリックすると、プロットポイントの編集画面が開きます
- •ビート、シーン、出来事の短い要約を書きます(1セルにつき最大5つのプロットポイント)
- •ステータスのドロップダウンで、アイデア、下書き、完成を設定します(まだ手をつけていない場合は空欄のまま)
- •編集画面を閉じるとグリッドに戻ります。変更は自動で保存されます
表示オプション
プロットグリッドにはいくつかの表示オプションがあり、特にグリッドが大きくなってきたとき、大事なところに集中し、見た目のごちゃつきを抑えるのに役立ちます。
コンパクトモード
- •「空のセルを表示」を切り替えて、内容のあるセルだけに集中できます
- •「プロットラインの色を表示」を切り替えて、見た目をシンプルにできます
- •コンパクトモードに切り替えると、グリッド全体を詰めて見渡せます
- •縦にスクロールして章を、横にスクロールしてプロットラインを移動します
進捗の管理
プロットグリッドには進捗バーが組み込まれており、物語のどれだけが計画され、書かれたかをひと目で確認できます。進捗バーには、グリッド全体のプロットポイントがステータスごとにどんな割合かが表示されます。
進捗バー
進捗の管理は自動で、設定は何も要りません。プロットポイントのステータスを変えるたびに、進捗バーがすぐに更新されます。物語が今どこまで進んでいるかを、いつでもありのままに把握できます。
元に戻す・やり直し
プロットグリッドは、編集セッション中のすべての操作を履歴として保持します。プロットラインの追加、プロットポイントの編集、ステータスの変更、列の並べ替えなど、どの変更も元に戻せます。
| ショートカット | アクション |
|---|---|
| Ctrl+Z | 直前の操作を元に戻す |
| Ctrl+Shift+Z | 元に戻した操作をやり直す |
