インポートとエクスポート

既存の原稿を取り込み、出版にそのまま使える形式でエクスポートできます

Plotiarなら、手持ちの原稿をワークスペースに取り込むのも、完成した作品を出版にそのまま使える形式でエクスポートするのも簡単です。ほかのツールから移行するときも、調べものの資料を取り込むときも、投稿用の最終原稿を用意するときも、面倒な作業はインポートとエクスポートの機能が引き受けるので、執筆に集中できます。

インポート形式

6つの形式のファイルをインポートできます。形式ごとに処理を変えて、元の内容をできるだけそのまま残します。

TXT(プレーンテキスト)

プレーンテキストのファイルを、段落を自動で判別してインポートします。空行を段落の区切りとして認識するので、書式の情報がなくても、テキストがきれいに整った状態で取り込まれます。最も汎用的な形式で、どの執筆ツールからエクスポートした原稿にも使えます。

MD(Markdown)

Markdownファイルをインポートし、見出し、リスト、強調、リンクをエディターのブロックに変換します。Obsidian、Bear、VS CodeなどMarkdownで書いた内容を取り込むのに便利です。

DOCX(Word)

Microsoft Wordの文書を、書式を保ったままインポートします。太字、斜体、下線、見出し、リスト、基本的な表の構造がPlotiarのエディターに引き継がれます。埋め込まれた画像は取り出され、本文中に配置されます。WordやGoogle ドキュメント(DOCXとしてダウンロード)で書いた原稿に最適です。

PDF

PDFファイルからテキストを抽出してインポートします。PDFのテキスト層を読み取り、編集できるドキュメントに変換します。書式は、抽出した構造からできるだけ再現します。テキストベースのPDFで最もうまくいきます。スキャンした文書や画像の多いPDFは、きれいに抽出できない場合があります。

EPUB(電子書籍)

EPUBの電子書籍ファイルを、直接Plotiarにインポートします。章の構成、見出し、文字の書式はそのまま保たれます。刊行済みの電子書籍を編集・推敲したいときや、自分の作品のEPUB版を手元の参照用に使っているときに便利です。

Scrivener(.scriv / .zip)

Scrivenerプロジェクトをそのままインポートできます。.scrivパッケージ(またはZIP圧縮されたScrivenerエクスポート)を読み取り、バインダーの構造をフォルダーとドキュメントとしてプロジェクト内に再現します。Scrivenerからの移行を、再入力やコピー&ペーストなしで進められます。
ヒント
元のファイルに特殊な書式や独自のスタイルが使われている場合は、インポート後にドキュメントを確認し、正しく表示されているか確かめてください。見出しのレベルやリストの書式を少し直す必要があるかもしれません。

分割インポート

分割インポートを使うと、インポートの途中で1つのファイルを複数のドキュメントに分けられます。原稿全体が1つのファイルにまとまっていて、Plotiarのプロジェクト内で章、シーン、セクションごとに整理したいときに特に便利です。

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    ファイルを選ぶ

    インポートを開始し、分割したいファイルを選びます。分割インポートは、対応しているすべての形式(TXT、MD、DOCX、PDF、EPUB、Scrivener)で使えます。

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    分割方法を選択

    ファイルの分け方を選びます。分割モードは6つあります。見出し、章のキーワード(Chapter、Part、Section、Book、Act、Volume、Prologue、Epilogue、Introduction、Conclusion、Appendix)、改ページ、空行、区切り線、独自のパターンです。EPUBファイルでは、ファイルにもともとあるセクションの区切りを使うこともできます。

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    独自のパターンを設定(任意)

    独自のパターンを選んだ場合は、「〜で始まる」か「〜を含む」の一致条件でルールを決めます。たとえば、「Chapter」で始まる行で分割すれば、章ごとにドキュメントができます。

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    名前と保存先を設定

    作成されるドキュメントの名前の付け方を選びます。見出しから自動で付ける、連番にする、独自の接頭辞を付ける、のいずれかです。プロジェクト内の保存先フォルダーを選ぶか、インポートした内容を入れる新しいプロジェクトを作成します。

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    確認してインポート

    分割結果をプレビューして区切りが正しいことを確かめてから、インポートを確定します。各セクションは、コンテンツツリー内でそれぞれ独立したドキュメントになります。

  • •見出しで分割すると、ファイル内で最も上位の見出しレベル(通常はH1)が自動で選ばれ、そのレベルで区切られます
  • •章で分割すると、Chapter、Part、Section、Book、Act、Volume、Prologue、Epilogue、Introduction、Conclusion、Appendixといった一般的な章のキーワードで区切られます
  • •改ページで分割すると、元のファイルにある改ページで区切られます
  • •空行で分割すると、連続する空行がセクションの区切りとして扱われます
  • •区切り線で分割すると、水平線(---や***など)で区切られます
  • •独自のパターンでは、テキストの各行に対して「〜で始まる」「〜を含む」の一致条件を使えます
  • •ドキュメント名は、最初の見出しから自動で付けることも、「第1章」「第2章」のような連番で付けることもできます
  • •保存先には既存のどのフォルダーでも選べるほか、インポートの途中で新しいプロジェクトを作ることもできます
ヒント
分割インポートは、1つのWord文書にまとまった小説を、1章1ドキュメントの構成に移すいちばん速い方法です。章見出しのある本なら、「見出し1」で分割してみてください。

インポートの制限

Plotiarは一括インポートに対応しているので、複数のファイルをまとめて取り込めます。次の制限に注意してください。

  • •1回の一括インポートで最大100ドキュメントまで取り込めます
  • •各ファイルのドキュメント内容は5MBまでです。それを超える部分は通知なしに切り捨てられます
  • •一括インポート全体の上限は50MBです。50MBを超えるインポートは受け付けられません
  • •対応しているすべての形式(TXT、MD、DOCX、PDF、EPUB、Scrivener)を同じ一括インポートに混在させられます
  • •大量の一括インポートは処理に少し時間がかかることがあります。進行状況インジケーターで各ファイルの状態を確認できます

100を超えるファイルをインポートしたい場合は、インポートを複数回に分けて実行してください。1つのプロジェクトに入れられるドキュメントの総数に上限はありません。

エクスポート形式

用途に応じて5つの形式でエクスポートできます。TXT、DOCX、FountainのエクスポートはFreeプランで利用できます。PDFとEPUBのエクスポートにはPlusが必要です。

形式用途プラン
TXTプレーンテキストでのバックアップ、手軽な共有、どの環境でも開ける互換性Free
DOCXWord形式を求める編集者、エージェント、出版社への提出Free
PDF印刷用の原稿、確認用に体裁を整えたドキュメントPlus
EPUB電子書籍の配信、セルフパブリッシングのプラットフォーム、電子書籍リーダーPlus
Fountain脚本。Fountain形式を読み込める脚本執筆アプリ向けFree

どのエクスポートでも、エディターで設定した書式が保たれます。見出し、太字、斜体、リスト、表、画像がエクスポートしたファイルに含まれます。DOCXとPDFでは、ページレイアウトとページ分けもそのまま保たれます。EPUBでは、目次付きの正しく構成された電子書籍ファイルが作成されます。

エクスポートの方法

Plotiarでは、1つのドキュメントからプロジェクト全体まで、必要なものだけを柔軟にエクスポートできます。

単一ドキュメントのエクスポート

今表示しているドキュメントをエクスポートします。ドキュメントのメニューかツールバーからエクスポートのダイアログを開き、形式を選んでファイルをダウンロードします。1つの章やコンテンツをPlotiarから取り出す、いちばん速い方法です。

複数ドキュメントのエクスポート

プロジェクトから複数のドキュメントを選んで、まとめてエクスポートします。エクスポートのダイアログで並べ替えれば、ファイル内での順序を決められます。選んだドキュメントはすべて、1つのファイル(DOCX、PDF、EPUBのいずれか1つ)にまとめられます。

プロジェクト全体のエクスポート

プロジェクト内のすべてのドキュメントを一度にエクスポートします。ドキュメントの順序は、コンテンツツリーの順に従います。フォルダーは、エクスポートしたファイル内のまとまりになります。投稿や印刷のための完全な原稿が必要なときに最適です。
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    エクスポートダイアログを開く

    プロジェクトのワークスペースで、プロジェクトメニューからエクスポートのダイアログを開きます。

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    エクスポートする内容を選択

    1つのドキュメント、複数のドキュメント、プロジェクト全体のいずれかを選びます。複数のドキュメントをエクスポートする場合は、ドラッグして順序を並べ替えます。

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    形式を選択

    TXT、DOCX、PDF、EPUB、Fountainから選びます。各形式には、作成されるファイルの簡単な説明が表示されます。

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    ファイルをダウンロード

    「エクスポート」をクリックすると、ファイルが自動でダウンロードされます。大きなエクスポートでは、ダウンロードの前にファイルを作成する短い処理が入ります。

ヒント
複数のドキュメントをまとめるエクスポートは、長編小説やアンソロジーで特に威力を発揮します。章を順に選び、1つのDOCXかPDFとしてエクスポートすれば、ファイル同士をコピー&ペーストしなくても、投稿できる原稿ができあがります。

目次と参考文献

Plusプランでは、スタジオが見出しから目次を、引用から参考文献を作成します。どちらもプロジェクト内にドキュメントとして保存されるので、編集して原稿の適切な位置に置けます。詳細とProのAI版については、スタジオのドキュメントをご覧ください。

表紙スタジオの表紙

表紙は、すべてのプランで使える表紙スタジオでデザインしましょう。エクスポートでは、EPUBの表紙画像として自動で使われ、PDFとDOCXでも最初のページとして入れられます(任意)。

目次

ドキュメントの見出しから作成されます。ページ番号は語数からの推定値(1ページ約250語)なので、最終的なレイアウトと照らし合わせて確認してください。

参考文献

ドキュメント内の引用を参考文献リストにまとめます。学術論文、研究ドキュメント、ノンフィクション原稿に便利です。
ヒント
スタジオはPlusプランで使えます。スタジオが作成した目次と参考文献は通常のドキュメントなので、原稿のほかの部分と一緒にエクスポートできます。

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